RICOH Unified Communication System(ユニファイドコミュニケーションシステム)の機能・価格・評判を紹介!

Web会議システムを導入する際にネックとなりやすいのは、拠点ごとの環境の違いです。同一の会社組織だとしても、管理体制や利用目的は部署によって異なるでしょう。このように異なる条件をもつ拠点同士が、円滑にコミュニケーションをとるためには、環境や場所を選ばずに接続できるWeb会議システムが必要となります。
この記事では、多様な環境に対して柔軟に適応できるWeb会議システム「RICOH Unified Communication System」について紹介します。さまざまな形態の拠点をWeb会議でつなぐことができるシステムを探している方は、ぜひ本記事をご覧ください。

RICOH Unified Communication System(ユニファイドコミュニケーションシステム)とは

RICOH Unified Communication Systemとは、リコー社が開発しているWeb会議システムです。マルチデバイスに対応しており、PCやスマートフォン、タブレットだけでなく、他社製のテレビ会議システム機器から接続することもできます。また、Web会議へ接続する方法は2タイプ用意されており、利用する環境にあわせたタイプを選択することができます。異なるタイプを利用している拠点間でWeb会議を開催することも可能です。

なお、RICOH Unified Communication Systemには専用端末も存在しますが、「P1000」と「P3500」は販売終了しており、「P3000」と「S7000」は接続サービスも終了しています。

RICOH Unified Communication Systemの特徴

ここでは、RICHO Unified Communication Systemの特徴となる、2つの接続タイプについて紹介します。

2つのタイプから選べる

RICHO Unified Communication Systemを導入する際には、「仮想会議室接続タイプ」と「コンタクトID接続タイプ」から選択することが可能です。仮想会議室接続タイプは、クラウド上に用意されている仮想会議室へ各端末から接続する形式で、Webブラウザやテレビ会議システム機器などを利用して参加することができます。一方、コンタクトID接続タイプは会議へ接続する端末にアプリをインストールし、会社の規模にあわせた運用をおこなうことが可能です。

仮想会議室接続タイプのメリット

仮想会議室接続タイプには、社外の人とのコミュニケーションを円滑におこなえるメリットがあります。アプリやアカウントを持っていない相手だとしても、ゲスト招待機能を利用することで、Web会議室へ参加してもらうことが可能となります。
また、会議室へ参加するためのアドレスを知られないように、一度限り有効なURLで招待することもできます。最大100台までの端末と接続することができるため、大人数のゲストを迎える際も利用することが可能です。

コンタクトID接続タイプのメリット

コンタクトID接続タイプは、社内や取引先など決まった相手とのWeb会議に適しています。相手のコンタクトIDをアドレス帳に登録することで、接続先をアドレス帳から選択するだけのシンプルな操作で会議を始めることができます。

また、アドレス帳に登録している相手からの接続のみ受け付けるシステムになっているため、第三者から勝手に接続される心配もありません。強固なセキュリティ設計で簡単に接続できるのが、コンタクトID接続タイプのメリットであるといえるでしょう。

「RICOH Unified Communication System Advanced」の特徴

RICOH Unified Communication System Advancedは、仮想会議室接続タイプとして提供されている商品です。Webブラウザや専用アプリから、クラウド上の仮想会議室へ接続できます。また、SIPまたはH.323の接続方式に対応したテレビ会議システムや電話機を用いて通話することも可能です。

そして、RICOH Unified Communication System Advancedのアクセスポイントは世界中の主要拠点に点在し、グローバルネットワークでつながっています。そのため、海外拠点とのコミュニケーションにおいても、高品質なWeb会議がおこなえます。

Web会議をおこなう際には、仮想会議室のアドレスを共有する必要があります。ただし、アドレスを公開したくない一時的なゲストに対しては、ワンタイム利用会議室の機能によってアドレスを渡すことなく会議へ招待することが可能です。また、オプションで使用できる機能として、会議室のアドレスを独自のドメインに変更できるドメインホスティング機能があります。

「Apps for Rooms」の特徴

コンタクトID接続タイプには複数の商品があり、そのなかでも複数人が利用する共用端末に向けたアプリがApps for Roomsとなります。Apps for Rooms用の小型PCやカメラなどを会議室などのモニターに設置することで、多人数で会議に参加することが可能です。PCの電源を入れるとアプリが自動的に起動するので、難しい操作も必要ありません。また、タッチパネルに対応したモニターを使用することで、タッチ操作による直感的な操作が可能になります。

さらに、Apps for Roomsには管理者機能が備わっており、録画機能の利用可否などの設定ができます。管理者だけが管理者機能を利用できるように、パスワードを設定することも可能です。

「Apps」の特徴

AppsはユーザーごとにコンタクトIDが割り当てられる、コンタクトID接続タイプのアプリとなっています。1つのコンタクトIDで複数の端末を利用できるため、リモートワークや外出中といった状況を問わずにWeb会議へ参加することが可能です。

また、AndroidスマートフォンのAppsに「RICOH THETA」という360度カメラを接続することで、360度全天球ライブ配信をおこなうことができます。受信した映像は自由に方向を変えたり拡大縮小できたりするので、撮影している現場の好きな箇所に注目することが可能です。なお、「360 VR Live」というソフトウェアを利用することで、PCで360度全天球映像の送受信が可能になります。

価格・料金プラン

仮想会議室接続タイプであるRICOH Unified Communication System Advancedの料金は、契約する会議室の室数によって料金が異なります。利用する室数が多いほど、1室あたりの価格が安くなります。

コンタクトID接続タイプの料金は、購入するコンタクトIDの数によって変わります。ただし、Apps for Roomsは端末デバイス単位で、Appsはユーザー単位でライセンスを購入することになるので、間違えないよう注意が必要です。ちなみに、必要なアプリは無料でダウンロードすることができます。

なお、Appsについては30日間の無料トライアルが用意されています。Apps for Roomsの無料トライアルを希望する場合は、問い合わせフォームから連絡してみましょう。

プラン名 RICOH Unified Communication System Advanced Apps for Rooms Apps
初期費用50,000円/ユーザー
月額費用20,000円/室12,000円/デバイス5,000円/ユーザー
年額費用200,000/室
補足10以上まとめて購入することで、
1室あたりの価格が割引。
10以上まとめて購入することで、
1ライセンスあたりの価格が割引。
10以上まとめて購入することで、
1人あたりの価格が割引。

機能一覧

会議をスムーズに進めるための機能として、画面共有や録画の機能が挙げられます。PC画面やアプリを表示しながら説明したり、会議の内容を保存したりする際に役立つでしょう。ただし、利用するWebブラウザやデバイスによっては共有映像を送信できない場合があります。

また、RICOH Unified Communication Systemはスムーズな会議を目指して、技術的な面においても改善をおこなっています。たとえば、起動するための処理を短時間でおこなえる並列処理技術によって、Web会議を開始するまでの時間が大幅に短縮されました。ほかにも、突発的なノイズを低減したり、断続的な雑音を除去したりする音声技術によって、高音質な通話ができるようになっています。

ブラウザ通話バーチャル背景
スマホアプリ通話通話前の設定確認・プレビュー
デスクトップアプリ通話表示レイアウト変更
画面共有字幕・翻訳
資料共有ダイヤルイン
ホワイトボード文字起こし
チャットQ&A
リアクション挙手
メモピクチャ・イン・ピクチャ(モバイル)
画面録画使用状況管理
録画共有グループ管理
アンケート権限割当
任意ルームID設定ビジネスチャット連携
ルームパスワード設定カレンダー連携
ブレイクアウトブラウザ拡張機能
背景ぼかしメール拡張機能

提供環境・技術情報

提供形態

  • クラウド
  • オープンソース

OS

  • Windows
  • macOS
  • Android
  • iOS
  • iPadOS

ブラウザ

  • Microsoft Edge
  • Google Chrome
  • Firefox
  • Opera

アプリ

  • PC – Windows
  • PC – Mac
  • スマホ – Android
  • スマホ – iPhone
  • スマホ – iPad

セキュリティ

RICOH Unified Communication Systemで送受信されるデータは、TLSという方式で暗号化されています。そのため、データを盗み見られたとしても、その内容が漏洩する心配はありません。

ほかにも、それぞれの接続タイプにあわせたセキュリティ設計が用いられています。たとえば、仮想会議室接続タイプにはワンタイム利用会議室機能が備わっているため、一度利用した会議室へ侵入される心配がありません。そして、コンタクトID接続タイプは登録されていないコンタクトIDとの通話を受け付けない仕組みなので、なりすましによる被害を抑えることができます。

暗号化通信データバックアップ
ユーザー管理シングルサインオン(SSO)
操作ログ管理二段階認証
アクセスログ管理ワンタイムパスワード
デバイス管理IPアドレス制限
プライバシーマークVPN接続
ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)BCP対策
ISO/IEC 27017(クラウドサービスセキュリティ)SLA(サービス水準合意)
ISO/IEC 27701(プライバシー情報)GDPR
JIS Q 15001(個人情報保護)CCPA
CSMS(IEC 62443-2-1)(制御システムセキュリティ)ダブルオプトイン
ISO/IEC 20000(ITサービス)データ閲覧制限
情報セキュリティ安全対策適合証明データエクスポート制限
24時間356日監視AD連携

サポート

公式サイトのサポート情報ページでは、RICOH Unified Communication Systemについてのあらゆる情報を確認することができます。アプリのバージョンアップ情報やサービス稼働状況、FAQ、マニュアルなどを確認することが可能です。

わからないことがあれば、サポート情報ページを開いてみるとよいでしょう。利用する製品がApps for Roomsである場合、画面を共有したうえでリモートサポートを受けることが可能です。

電話
メール
チャット
運用コンサルティング
サポートサイト
ユーザーコミュニティ
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