SugarCRMとは?基本的な機能や料金・使い方をわかりやすく解説

【関連記事】【かんたん図解】CRMとは?CRMの基本をわかりやすく解説

SugarCRMとは?

SugarCRM

SugarCRMとは、米国のSugarCRM社が開発した顧客関係管理のソフトウェアです。SugarCRMは有償版と無償版の複数のライセンスが提供されています。

2010年10月には、無償のコミュニティ版のダウンロード実績が1,000万に達しています。有償版に関しても大企業をはじめとする7,000社以上から採用されており、ユーザー数は50万人以上を誇ります。
このように、世界中の企業やユーザーから利用されており、顧客管理における信頼性や拡張性に期待できるビジネスソフトウェアです。

また、利用者が多い分、ほかのオープンソースCRMに比べてコミュニティが活発的です。導入方法や開発においてさまざまな情報交換がされているため、利用しやすいCRMといえるでしょう。

参考:OpenStandia とは?動作確認や機能、特徴などを解説 | OSSサポートのOpenStandia™【NRI】

SugarCRMの基本機能

SugarCRMの基本機能は4つあります。マーケティング管理機能、顧客管理サポート・サービス機能、グループウェア機能、システム管理機能についてそれぞれ解説します。

マーケティング管理機能

SugarCRMは、マーケティング管理のツールとしても役立ちます。
以下に役立つ機能についてまとめてみました。

  • キャンペーン管理
  • 電子メールマーケティング
  • 配信先リストデザイナー
  • データの品質管理

SugarCRMはマーケティング管理にも効果的です。集約したデータをもとに表やグラフとして可視化することが可能です。可視化したデータを参考に商談の見込みから完了までの効果を計測することができるので、マーケティング戦略のツールとして活用できます。

顧客管理サポート・サービス機能

SugarCRMを利用することで顧客管理サポートやサービスの向上に努めることができます。
顧客管理サポート・サービスに役立つ機能は以下の通りです。

  • 問合せ管理
  • セルフサービス
  • バグトラッカー

SugarCRMは取引先との問い合わせや対応情報をまとめることが可能です。蓄積したデータから問題解決プロセスを追跡することができるので、お客様のサポート向上に努めることができます。

また、セルフサービスによりお客様自身が専用ポータルで不具合の状況が確認できるので、お客様に合わせた対応が可能となっています。ほかにもバグトラッカー機能を使えば問題をグループで共有することができるので、効率的な運用をおこなうこともできます。

グループウェア機能

グループウェアの代表的な機能も備わっています。

  • カレンダー
  • ドキュメント管理
  • Microsoft Outlook連携
  • Microsoft Excel連携

カレンダー機能が備わっているので、グループのスケジュールを共有することが可能です。SugarCRMの画面上でそのほかのメンバーの状況がつかめるので迅速な情報共有につながります。
また、Microsoft Outlook連携やMicrosoft Excel連携がおこなえるので使い勝手もよいでしょう。

システム管理機能

システム管理機能では以下の機能が備わっています。

  • 権限管理
  • ワークフロー
  • トラッキング

組織ごとにアクセスできる範囲を制限できるので、組織外のユーザーにアクセスされる心配がありません。そのため、データの流出を防ぐ効果が期待できます。

また、ワークフローやトラッキング機能が備わっているので、システムの利用状況をリアルタイムで把握することが可能です。決済業務の効率化に期待できるでしょう。

【関連記事】CRMの機能一覧|職種別に基本機能を徹底解説!

SugarCRMの料金

有償版のSugarCRMは5プラン用意されています。
以下に5プランごとの金額や含まれる内容についてまとめました。

プラン名 価格 プラン詳細
Sugar Professional 52ドル~
/1ユーザーあたりの月額料金/最大3ユーザーまで/年間請求
標準サポートSLA
SugarCRM サポートポータル経由のサポート
2つのサポート窓口
Sugar Sell 80ドル~
/1ユーザーあたりの月額料金/最大3ユーザーまで/年間請求
2つのサンドボックスインスタンス
60GBのストレージ
電話によるサポート
4つのサポート窓口
Sugar Serve 80ドル~
/1ユーザーあたりの月額料金/最大3ユーザーまで/年間請求
2つのサンドボックスインスタンス
60GBのストレージ
電話によるサポート
4つのサポート窓口
Sugar Enterprise 85ドル~
/1ユーザーあたりの月額料金/最大3ユーザーまで/年間請求
SQL ベースのレポート
拡張サポート SLA
電話および SugarCRM サポートポータル経由のサポート
4つのサポート窓口
Sugar Market 1,000ドル~
/1か月あたり10,000 件の連絡先/年間請求
SSL 証明書
無制限のユーザー
無制限のメールとランディングページ
電話によるサポート
4つのサポート窓口

Sugar Professionalは、比較的小規模な組織向けのサービスとなっています。Sugar ServeやSugar Sell、Sugar Enterpriseはより顧客との関係構築に優れており、高性能を兼ね揃えたサービスです。

また、Sugar Marketは有望な見込み客の興味を惹くためのサポートを大幅に充実させています。会社の規模や必要としている内容に合わせてサービスを選びましょう。

参考:価格体系|SugarCRM JP

SugarCRMのインストール方法

SugarCRMのインストールには事前準備が必要となります。そこでインストール前の準備やインストール方法を解説していきます。

インストール前の準備

SugarCRMのインストールをおこなうには、条件を満たす必要があります。SugarCRMのインストールはWebサーバーとデータベースサーバを必要とします。インストールを開始する前に、これらを必要なモジュールやデータベースを準備しておきましょう。

インストール方法

ここでは無償版の導入を仮定してインストールの方法を紹介します。
まずはSugarCRMの公式サイトにアクセスし、ソフトウェアのダウンロードをおこないます。ダウンロードの際に必要事項の入力が求められるので準備しておきましょう。

必要事項には名前、メールアドレス、会社名、携帯番号の入力が必要です。必要事項の入力が完了すると、自動的にダウンロードが開始します。

なお、導入やインストールに不安がある場合は、SugerCRMが提供している導入サポートやコンサルタントを活用しましょう。

SugarCRMの利用方法

SugarCRMは多くの機能が備わっているため、いきなりすべての機能を使いこなすのは困難です。まずは通常の営業活動に利用できる基本的な機能を習得しましょう。

SugarCRMにログイン

まずはSugarCRMにログインします。システム管理者から受け取ったユーザー名とパスワードを入力します。
また、SugarCRMにアクセスする際は「言語設定」をおこなう必要があるので「日本語」を選択しましょう。

ログインが完了すると、いよいよSugarCRMの利用が可能となります。

営業日報を活用する

一般的に営業日報の記入を義務付けている企業は多いでしょう。SugarCRMには、営業日報を作成する機能も搭載されています。
簡単に記録でき、上司からのコメントも載せることが可能です。わざわざ印刷して保管する必要がなくなるだけでなく、日報に関わる作業を効率的におこなうことができます。

顧客データの一元管理をおこなう

SugarCRMを導入することで、顧客データの一元管理をおこなうことができます。顧客データの確認が簡略化することで、有効的に活用できるため、想定顧客や見込み客の獲得向上が期待できます。

これまで集約したデータを活用する

マーケティング管理機能を活用すると、これまで集約してきた顧客データをもとに表やグラフを作成することができます。このデータをもとに提案や見積もりをおこなうことで、見込み客一人ひとりに対して適切なアプローチをおこない、細かなニーズに答えることが可能になります。また、見込み客のニーズを満たせることで成約率の向上やサービスの品質向上に努めることにも繋がるでしょう。

外出先でも利用できる

SugarCRMは外出先でも利用することが可能です。訪問先でも顧客情報や資料を閲覧することができるので、わざわざ紙媒体で資料を持ち出す必要がありません。
また、スマートフォンで利用できるため、顧客管理における入力作業の負担軽減に効果的です。

利用方法がわからなければ操作マニュアルを確認

ここまでSugarCRMの利用方法について紹介しましたが、より詳細な利用方法を知りたい場合は、操作マニュアルの確認をおすすめします。
SugarCRMの日本語マニュアル(※1)には、各機能や使い方などについて詳細な説明が掲載されています。

※1:SugarCRMの日本語マニュアル

【関連記事】CRM分析とは?顧客分析に役立つ5つの手法を詳しく紹介!導入事例あり

SugarCRMを導入して顧客関係管理の効率化を図ろう

ここまでSugarCRMについて、料金、インストール方法、利用方法まで紹介してきました。SugarCRMを導入することでマーケティング管理、顧客管理サポート・サービス、グループウェア、システム管理などの業務の効率化を図ることができます。

また、こちらの記事では、SugarCRM以外にも数多くのCRMツールを紹介しています。CRMツールの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。自社に最適なシステムを導入して、顧客管理の効率化を図りましょう。

【関連記事】【最新版】CRMツール26選を徹底比較!料金・特徴・メリットなど

関連記事

ピックアップ

新着記事 おすすめ
  1. DX戦略が注目される理由や成功させるためのポイントを解説

  2. DX推進の必要性とは?導入するメリット・デメリットを解説

  3. DXの進め方7つのプロセスや注意すべきことを詳しく解説

  4. 営業のDXとは?その意味や成功させる4つのポイントを解説

  5. DXリテラシーの意味や必要性・向上のポイントを徹底解説

  6. DX推進組織の編成タイプや作り方のポイント・成功事例

  7. 自治体DX推進計画とは?重要事項や4ステップを詳しく解説

  8. DX推進のための取り組み内容や6つの手順・成功事例

  9. DX戦略におけるフレームワークの重要性や5つの活用ポイント

  10. 中小企業こそDXを取り入れるべき理由と導入する際のポイント

  1. DeeBoardの機能・価格・評判を紹介!

  2. elganaの特徴・価格・機能を紹介!

  3. HR PRIMEの機能・価格・評判を紹介!

  4. 楽テルの機能・価格・評判を紹介!

  5. Web会議の仕組みとは?テレビ会議の仕組みとの違いやシステムの選定ポイントをご紹介

  6. GoodCallの機能・価格・評判を紹介!

  7. MOCHICAの機能・価格・料金を紹介!

  8. 無料で使える名刺管理アプリ6選|安全性や注意点も解説!

  9. Conductor CRMの特徴・価格・機能を紹介!

  10. ジンジャー人事の機能・価格・評判を紹介!