ビジネスチャットのシェアと市場規模は?主要サービスの機能・料金一覧表あり

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ビジネスチャットの市場規模

ビジネスチャットは、「メールや電話に比べて気軽にコミュニケーションが取れる」という理由で、導入する企業が増えています。

2017年に行われた富士キメラ総研社の「通信機器・通信サービスの国内市場の調査」によると、2017年のビジネスチャットの市場規模が60億円と見込まれていて、前年から3.5倍という調査結果が出ています。
また、その調査では2021年時点で130億円の市場規模と予測されています。

伊藤忠テクノソリューションズ社では売上規模100億円以上、従業員数200名以上の企業に勤務する役職者を対象に、「大手企業のビジネスチャットツール導入実態調査」を行いました。
その結果、公式にビジネスチャットを導入している企業の割合が全体の28.1%だということがわかりました。
そして、導入理由のアンケートでは、上位の3つが「スピーディーにコミュニケーションができる」23.6%、「会議時間の短縮が期待できる」15.7%、「複数人での情報共有が容易になる(他部署間とのコミュニケーション活性化等)」13.9%という結果となっています。

ビジネスチャットは、働き方改革を支えるツールとして業務効率化による生産性向上を促し、今後も市場規模が拡大していくことが考えられます。

【関連記事】ビジネスチャットとは?機能やメリット、無料で使えるサービスまですべてがわかる

【関連記事】ビジネスチャットのメリット・デメリットとは?導入の利点を紹介!

ビジネスチャットのシェア

Skypeは一般的にビデオ・音声通話の利用イメージが強いですが、先ほどの伊藤忠テクノソリューションズ社の導入しているビジネスチャットの調査で、Skypeがビジネスチャットとして多くの企業に導入されていることがわかりました。

Skypeの導入社数と合わせて、その他の主要ビジネスチャットの導入社数を紹介します。

ビジネスチャット 導入社数
Skype 非公開
Hangouts Chat 400万社以上
Slack 50万の企業・組織
Microsoft Teams 20万社以上
ChatWork 18万5,000社以上
Workplace 30,000以上の企業・団体
Talknote 20,000社以上
LINE WORKS 10,000社
InCircle 1,000社以上
Tocaro 1,000社以上

主要ビジネスチャット①:Skype

Skypeとは
HPより

Skypeは、チャットの送信や音声通話、ビデオ通話の機能が特徴で、多くの人が使っているコミュニケーションツールです。
じつは、Skypeは一般向けの無料サービスで、企業が導入する場合はSkype for Businessという法人向けの有料サービスを導入することが多いです。

Skype for Businessは、ユーザーの最大利用数やセキュリティ面の機能がSkypeと比べて充実しています。プランはOffice 365を導入して利用する方法とSkype for Businessを単独で申し込んで使う2つの導入方法があります。

どちらのプランで申し込んでも最大250名のユーザーが使用することができます。

Skypeの機能・料金一覧

機能 オンライン会議、セキュリティ機能、ファイル添付、画面共有
料金 <Skype>
無料(通話オプションあり)
<Skype for Business>
Office 365 Business Essentials:1ユーザー650円/月(年間契約の場合は1ユーザー540円/月)
Office 365 Business Premium:1ユーザー1,630円/月(年額契約の場合は1ユーザー1,360円/月)
Skype for Business Plan1:1ユーザー2,604円/年
Skype for Business Plan2:1ユーザー7,200円/年

主要ビジネスチャット②:Hangouts Chat

Hangouts Chatとは
HPより

Hangouts Chatは、2018年2月にGoogleがリリースしたビジネスチャットで、世界の25カ国で400万以上の企業が導入しています。Googleが提供するグループウェアツールのG Suiteに登録をすれば、利用することができます。

大企業向けに作られているビジネスチャットで、各チャットルームで8,000人まで利用できるのが特徴です。

Hangouts Chatの機能・料金一覧

機能 G Suiteで使える機能(Hangouts Chatも含む)
料金 Basic:1ユーザー600円/月(年額払いの場合は1ユーザーあたり6,000円/月)
Business:1ユーザー1,200円/月(年額払いの場合は1ユーザーあたり14,400円/月)
Enterprise:1ユーザー3,000円/月(年額払いの場合は1ユーザーあたり36,000円/月)

主要ビジネスチャット③:Slack

Slackとは
HPより

Slackは2013年にアメリカでリリースされたビジネスチャットで、日本語版は2017年にリリースされました。
日本のSlackユーザーは50万人以上を超えていて、そのうち15万人が有料ユーザーとしてSlackを使っています。

有料会員数が多いことでメディアに取り上げられたり、大型の資金調達に動いていたりして注目されているSlackは、今後の動向もますます楽しみですね。

Slackの機能・料金一覧

機能 メッセージ機能、オンライン会議、ファイル共有、ファイル共同編集、プロジェクト管理、ゲストアクセス、通知設定、ツール連携
料金 フリープラン:0円
スタンダートプラン:1ユーザー850円/月
プラスプラン:1ユーザー1,600円/月

【関連記事】Slack(スラック)とは?人気ビジネスチャットの使い方・メリットなど

主要ビジネスチャット④:Microsoft Teams

MicrosoftTeamsとは
HPより

Microsoft Teamsは、2017年3月のリリースから約1年で世界の20万社以上が利用するビジネスチャットに成長しているサービスです。
しかし、ビジネスチャット市場はSlackをはじめ、競合のサービスが多くのユーザーを抱えています。
そこでマイクロソフト社は、2018年7月からMicrosoft Teamsの無料版を提供を開始して、ユーザー数の増加を目指しました。

今まではMicrosoft Teamsを利用するためには、Office 365を購入する必要がありました。現在では、期間の定めなく無料で利用することができます。

Microsoft Teamsの機能・料金一覧

機能 メッセージ機能、ビデオ通話・音声通話会議、ファイル共有、ファイル共有編集、メモアプリ、プロジェクト管理、ツール連携
料金 Microsoft Teams:0円(期間の定めなく主要機能の利用が可能)
Office 365 Business Essentials:1ユーザー650円/月(年間契約の場合は1ユーザー540円/月)
Office 365 Business Premium:1ユーザー1,630円/月(年額契約の場合は1ユーザー1,360円/月)
Office 365 Enterprise E1:1ユーザー870円/月
Office 365 Enterprise E3:1ユーザー2,180円/月
Office 365 Enterprise E5:1ユーザー3,810円/月
※Business EssentialsとBusiness Premiumは単月契約と年間契約があり、契約毎に月額の料金が異なる。
※Enterpriseは年間契約のみで、月額での支払いになる。

【関連記事】ビジネスチャット「Microsoft Teams」とは?料金や機能、zoomとの比較も!

主要ビジネスチャット⑤:ChatWork

ChatWorkとは
HPより

ChatWorkは、日本発のビジネスチャットとして世界に導入実績を伸ばしているビジネスチャットです。
正式リリースをした2011年から現在(2018年8月)に至るまで、世界で18万5,000社の企業にサービスを導入してきました。
また、ChatWorkはリリース6年を記念して、国内のチャットワークユーザーに対して利用状況に関するアンケートを行いました。

その結果、「情報共有のスピードがアップした」「仕事の生産性が向上した」「メールの時間が20%以上削減された」などの声が上がり、ユーザーにとっては欠かせないツールであることがわかりました。

ChatWorkの機能・料金一覧

機能 タスク管理機能、ビデオ通話・音声通話、ファイル共有、ユーザー管理機能
料金 フリー:0円
パーソナル:1ユーザー400円/月
ビジネス:1ユーザー500円/月
エンタープライズ:1ユーザー800円/月

【関連記事】Chatwork(チャットワーク)の評判は?料金や機能、LINEとの違いも!

主要ビジネスチャット⑥:Workplace

Workplaceとは
HPより

Workplaceは、フェイスブック社が2016年にリリースしたビジネスチャットで、投稿やシェア、コメントなどのやり方がFacebookと同じ仕様になっているのが特徴です。また、世界にFacebookユーザーを抱えている強みを活かして、Workplaceはリリースから1年で世界の30,000社以上の企業に導入されました。

普段の仕事でFacebookを使っている人にとっては、Workplaceは使いやすいインターフェースとなっています。

Workplaceの機能・料金一覧

機能 ビデオ通話・音声通話、ファイル・写真・動画を容量無制限で保存、管理者サポート機能(有料)、ブラウザ切り替え機能
料金 スタンダート:0円
プレミアム:1,000人以下の場合:1ユーザー3ドル/月・1,000〜10,000人の場合:1ユーザー2ドル/月・10,000人を超える場合:1ユーザー1ドル/月

主要ビジネスチャット⑦:Talknote

Talknoteとは
HPより

Talknoteは、社内のコミュニケーション活性化につながるサービスとして、2017年に開催された第二回HRテクノロジー大賞の「業務変革サービス部門優秀賞」を受賞しました。

Talknoteはビジネスチャット以外の機能も豊富に取り揃えています。
例えば、従業員のアクセス状況をモニタリングしてオーバーワークの可能性を通知する機能やコミュニケーション量やチャットにアクセスした時間帯を観測できるアクションリズム解析が備わっています。
そんなTalknoteは、2011年にサービスがリリースされてから現在まで、20,000社以上の企業に導入されています。

Talknoteの機能・料金一覧

機能 既読・未読機能、ファイル添付、メール連携、社外コミュニケーション、メンション機能、過去投稿の検索、タスクの依頼・リマインド機能、HRtech機能
料金 お問い合わせ

主要ビジネスチャット⑧:LINE WORKS

LINEWORKSとは
HPより

LINE WORKSはLINEとつながる唯一ビジネスチャットで、外部との連携機能を使うことで社外のLINE WORKSユーザーやLINEユーザーとやり取りすることができます。

導入社数は国内外合わせて10,000社となり、2017年度には前年と比較して7.8倍に増加しました。
普段使っているLINEと同じ操作でメッセージや通話ができるので、LINE WORKSを導入をしても操作に困ることが少ないのが特徴です。

LINE WORKSの機能・料金一覧

機能 トーク機能、カレンダー機能、メール機能、Drive機能(フォルダやファイルを社内で共有できる機能)
料金 ライト:1ユーザー360円/月(年間契約の場合は1ユーザー300円/月)
ベーシック:1ユーザー600円/月(年間契約の場合は1ユーザー500円/月)
プレミアム:1ユーザー1200円/月(年間契約の場合は1ユーザー1,000円/月)

【関連記事】ラインワークスの使い方とは?評判・料金・機能も解説!

主要ビジネスチャット⑨:InCircle

InCircleとは
HPより

InCircleは、国産のビジネスチャットとして、日本で1,000社以上の企業が導入をしています。
大規模の運用環境でも安全にセキュリティ管理をしてくれる機能が特徴です。

また、文書管理や名刺管理、スケジュール予約などの業務をチャットボットが代行してくれるため、さらなる業務効率化に繋がります。

InCircleの機能・料金一覧

機能 メッセージ検索、画像・動画・添付ファイルの送信、パスコードの設定、管理機能、チャットボット
料金 <クラウド版>
トライアルプラン:0円
ライトプラン:1ユーザー180円/月
スタンダートプラン:1ユーザー360円/月
プレミアムプラン:1ユーザー600円/月
<オンプレミス版>
お問い合わせ

主要ビジネスチャット⑩:Tocaro

Tocaroとは
HPより

Tocaroは、伊藤忠テクノソリューションズ社とWebアプリケーション開発企業の凌芸舎社が2015年8月に共同でリリースしたビジネスチャットです。
メールによるコミュニケーションの改善を検討する大企業を中心に拡販し、現在は1,000社以上の企業に導入されています。

Tocaroの機能・料金一覧

機能 コミュニケーション機能、ファイル共有・整理機能、メッセージの検索機能、セキュリティ機能
料金 FREEプラン:0円
Enterpriseプラン:1ユーザー800円/月
Enterprise with Box®:お問い合わせ
TocaroPrivateConnect:お問い合わせ

ビジネスチャットのシェアは今後も拡大する

今後、働き方改革によって長時間労働が是正されて、短縮された時間で生産性を上げて以前と同じ労働時間で成果を出す必要があります。
また、多様な働き方が当たり前になって、出先や自宅でもコミュニケーションを取る機会が増えてくると思います。

ビジネスチャットは、それらの働き方に必要なツールとして今後もますます普及されていきます。
ビジネスチャットは企業内のコミュニケーションを円滑化するツールとして注目され続けていきます。
ほかのビジネスチャットツールも検討したい方はこちらをご覧ください。

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また、「システムの選び方がわからない!」という方は、ビジネスチャット選び方ガイドを参考にしてみてください。8つの選定軸をもとに、自社に合うサービスの選び方をご紹介します。

こちらから無料でダウンロードいただけます。

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