「会社電話」と「ビジネスチャットツール」の連携から見る #SaaSトレンド

クラウドPBXとビジネスチャットツールの連携がもたらす効果

「クラウドPBX」とは
©Comdas – shutterstock

テレワークの推進で注目を浴びる「クラウドPBX」とは

新型コロナウイルス感染拡大の影響でテレワークなど場所を選ばない働き方が一気に推進された一方で、会社の電話対応に頭を悩ませた担当者の方も多いのではないでしょうか。代表番号への受電など、オフィスで顧客の電話対応をしたり、内線でのコミュニケーション文化が根強い会社ではその当番をしたりと、完全にテレワークを実現することはなかなかハードルが高いものです。

その背景があり、昨今では「クラウドPBX」が注目を集めています。PBX(Private Branch Exchange)は電話交換機や構内交換機と呼ばれ、会社にある電話で内線・外線着信、代表電話着信、着信の転送などを可能にする機器を指します。クラウドPBXはハードで制御していた従来のPBXの機能をクラウド上のサーバで補完しているため、社員が手持ちのスマートフォンで内線・外線の受信や転送を可能にするサービスです。ハード機器の設置や、オフィスのレイアウト変更なども必要がないため、導入がしやすいことも特徴の一つです。クラウドPBXでは営業時間の設定も可能なため、休日や営業時間外にスマホで着信を受信することもありません。

GoodLineとMicrosoft Teamsの連携

GoodLineとは

 

PR TIMESより

クラウドPBXであるGoodLineは上述のような標準機能に加え、サービス独自の機能として内線の通話状況や稼働状況を可視化できる「モニタリング機能」や「通話メモ機能」などが搭載されたサービスです。この度Microsoft Teamsと連携したことで、これまで連携を実施してきた「Slack」、「Chatwork」に加え、さらに主要なビジネスチャットツールとの連携が実現しました。従来はGoodLineにログインしていなければモニタリングなどをリアルタイムで確認することはできませんでしたが、各種ビジネスチャットと連携することで、ログインせずとも稼働状況の変化や通話メモなどの通知をリアルタイムでおこなうことが可能になります。今回のプレスリリースでは、Microsoft Teamsとの連携により、ほぼすべての主要なビジネスチャットツールで情報共有をよりスムーズにおこなえるようになったことを意味しています。

シームレス化が進む、会社の電話対応

シームレス化が進む会社の電話対応

 

©Yanawut.S – shutterstock

今回紹介したGoodLineとビジネスチャットツールの機能連携以外にも、テレワークをしながら会社の電話対応をスムーズにおこなうための取り組みは多々見られます。

ここでは、コロナ禍における会社の電話対応に関する最新の取り組みを2つ紹介します。

電話取次サービス「fondesk」 、「LINE WORKS」でも受電報告が可能に

うるる社の提供するfondesk(フォンデスク)は、オフィスへの電話対応を代行して、受電内容をチャットやメールで報告するサービスです。これまでSlack・Chatwork・LINE・Microsoft Teams・Eメール・SMSでの受電報告が可能でしたが、2020年12月17日より、ビジネスチャットツールLINE WORKSがさらに追加されたことが発表されました。

これによりほとんどのビジネスチャットツールでの受電報告を網羅したことになり、会社の電話対応の管理がビジネスチャットを用いて一本化できるようになりました。

参考:電話取次サービス「fondesk(フォンデスク)」 受電報告チャットツールとして新たに「LINE WORKS」の利用が可能に|PR TIMES

串カツ田中でAI電話自動応答システム「mobiVoice」を活用

外食チェーン「串カツ田中」などを展開する串カツ田中ホールディングスはモビルズ社の提供するAI電話自動応答システム「mobiVoice」を活用して、代表電話などの一次対応を月に約800件自動化、電話対応に費やすコストは約40%削減したことが、2020年12月15日に発表されました。本事例はビジネスチャットツールとの連携とは毛色が異なりますが、電話対応のシームレス化のための取り組みという点で共通しています。

mobiVoiceの導入により、代表電話への応答を自動化できるフローを築き、完全にテレワークを可能にする体制をつくることが可能になりました。

参考:電話取次サービス「fondesk(フォンデスク)」 受電報告チャットツールとして新たに「LINE WORKS」の利用が可能に|PR TIMES

システム連携を活用して、会社の電話対応を一本化しよう

ニューノーマルな時代で、テレワークの推進にとって一つの障壁となる会社の電話対応。クラウドPBXの登場によって社員は手持ちのスマートフォンで電話対応が可能になり、さらに各種ビジネスチャットツールとの連携によってコミュニケーションの管理も一本化できることに言及しました。

日本の職場では電話文化が根強く、現在でも多くのビジネスシーンにおいて社内外問わず電話でのコミュニケーションに重きが置かれます。ビジネスチャットツールの普及によって、電話とテキスト双方をバランスよく活用することが求められるでしょう。クラウドPBXとビジネスチャットを上手く活用することで、よりスムーズなビジネス体験につながります。

今回の #SaaSトレンド はここまで。今後も、最新のSaaS・クラウドサービスの情報を発信していきます。楽しみにお待ちください!

本記事でのシステム連携に関する発表の詳細

本記事は、「PR TIMES」を参照して執筆しました。
参考:クラウドPBXの「GoodLine」が、チャットツールの「Microsoft Teams」との連携に対応しました。|PR TIMES

プレスリリースの発表主体は以下をご覧ください。

【株式会社グッドリレーションズ】

  • 大阪府大阪市中央区淡路町4-7-5 本町ハイエストビル5F
  • 代表取締役社長 山村 諭
  • 事業内容:企業向けクラウドサービスの開発と提供
  • URL:https://good-relations.jp/

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